地元のエキスパートが紹介!公園や資料館、レストラン、アウトレットパーク等を巡る片倉~南大沢ドライブコース♪
城跡公園や資料館で八王子の歴史に触れたり、40年以上続く洋食店でランチをしたり、アウトレットパークでショッピングをしたり…。家族みんなで楽しめる日帰りドライブコース♪
#地元のおいしいものを食べる #名所旧跡の観光 #まちあるき・散策
八王子バイパスからのアクセス◎な片倉城跡公園からスタートし、資料館や地元で愛されるレストラン、アウトレットパークを巡り、上路式鋼製アーチ橋や池もあり、八王子市民の憩いの場でもある長池公園までを巡る、日帰りドライブコースです。
今回は八王子在住の地元のエキスパート、専門学校生の中山 莉緒(なかやま りお)さんが、小学生で従妹の中山 鈴菓(なかやま すずか)さんと一緒にコースを巡りながら紹介してくれます!
※中山さんとコースをドライブで巡りながらの写真撮影は、2024年12月中旬に実施しました。
1日目
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10:00 ~
- 片倉城跡公園 -
かたくらじょうせきこうえん丘の上の広場まで登れば、街と里山の両方の景色が広がる♪八王子ならではの景色を、園内を歩きながら眺める
都心や埼玉県、山梨県方面からの場合は、中央道八王子ICから八王子バイパスへ入り、打越交差点を右折して北野街道を進み、国道16号線(東京環状)と交わる片倉町交差点を左折して進むと、右側に片倉城跡公園の駐車場入口が見えてきます。
一方、町田市や神奈川県方面からの場合は、国道16号線(東京環状)を八王子市街地方面へ向かうと、東京工科大学を過ぎてJR横浜線片倉駅手前の左側に、片倉城跡公園の駐車場入口が見えてきます。
ここはその名の通り、室町時代に築城された片倉城の城跡に整備された公園です。本丸広場の先の二の丸広場周辺の空堀では、片倉城跡の遺構を見ることができますので、お城好きな方はぜひ!
また、桜やカタクリ、菖蒲等の花々に加え、野鳥や昆虫も見られ、さらには様々な彫刻作品も展示されているので、写真の雑木林の遊歩道を歩きながら楽しめます♪
【駐車場】有(無料)
★中山 莉緒さんのおすすめポイント★
「冬の午前中は空気も澄んでて、富士山も見えました!天気がいい日はここでゆっくりお散歩するのも楽しい」
★中山 鈴菓さんのおすすめポイント★
「広い公園で思いっきり遊べて楽しかったです!」
まずは丘の上にある写真の本丸広場を目指して遊歩道を登りましょう。広場に着いたら、空を見上げてみてください!高層マンションも建つ八王子市街地方面の都会的な景色と、畑や山が広がる里山の風景の両方を一度に楽しめますよ♪ -
車で10分
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11:00 ~
- 絹の道資料館 -
きぬのみちしりょうかん入館も駐車場も休憩所利用も無料!毎週火曜日には機織り作業を、毎月第三木曜日には繭を使った角真綿作りや座繰り(糸繰り作業) 等の繭加工作業も見学可
片倉城跡公園の駐車場を出たら右折し、国道16号線をそのまま進むと、間もなく見えてくる「御殿峠」の交差点を左折、さらにそのまま道なりに約5分進むと、左側に「絹の道資料館」が見えてきます。
幕末から鉄道が発達する明治中頃までの間、横浜に輸出用生糸を運ぶために利用された道が八王子市内の鑓水地区に残っていまして、その道は「絹の道」と名付けられ、市史跡にも指定されています。
その途中にあるのがこの「絹の道資料館」。
「絹の道」の歴史等が紹介されているこの資料館は、生糸商人・八木下要右衛門の屋敷跡に建てられ、その屋敷の見事な石垣も一部復元されているので、当時の面影も♪
【駐車場】有(無料)
★中山 莉緒さんのおすすめポイント★
「小学生の時の遠足で来たときはあまりゆっくり見て回れなかったので、この機会にゆっくり見られました!八王子の養蚕の歴史が学べてよかったです」
絹の道資料館は入館料・駐車料すべて無料なのも嬉しいポイント◎
また、ボランティアグループ『絹の道サポーターズ』さんにより、毎週火曜日には館内の機織機を使った機織り作業を、毎月第三木曜日には市内の養蚕農家で作られた繭を使った角真綿作りや座繰り(糸繰り作業) 等の繭加工作業を見学することができます(各回10:00~15:00頃)。それらに合わせて訪れてみるのも楽しそう!(※開催日時が変更になる場合も有。詳細は絹の道資料館へ要問合せ)
ここでの見学が終わったら、お楽しみのランチへと向かいましょう♪ -
車で5分
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12:00 ~
- きっちんなやかま -
きっちんなやかま40年以上も地元で愛されている外観も内装もおしゃれな洋食店で、ゆっくりランチ♪メニュー豊富で選ぶのに迷うかも?!
閑静な住宅街の中に建つ、地元で愛され続けているフレンチレストラン。
そのワクワクするような外観は周囲に馴染みつつも、中での食事を期待させてくれます。
40年以上前、マスターの奥さま自身が美味しいものを食べたいということでこのお店を始められ、その歴史の長さから、学生時代に通われていたお客さまが数十年後に家庭を持たれてから再訪されること等もあり、長きに渡ってリピーターが絶えないそう。
また、このお店は奥さま曰く「みんなの台所」というコンセプトで、メニューはどれも本格的かつこだわりを感じられる味わいです。
なお、ランチコースのL.O.は14:00ですが、アラカルトメニューは随時オーダー可能!
【駐車場】有(無料)
★中山 莉緒さんのおすすめポイント★
「実は、ここ『きっちんなかやま』は私たちの祖父母が始めたお店です。大好きなこのお店で幼い頃から過ごしてきた影響もあって、現在はパティシエを目指して専門学校に通っています!私がレシピを考案したデザートもお店で提供していますので、ぜひお召し上がりください♪」
★中山 鈴菓さんのおすすめポイント★
「私のおすすめメニューは、『田舎風煮込みカントリーハンバーグステーキ』!お店特製のデミグラスソースがかかっていて、とってもおいしいです♪」
平日のランチコースはオードブルとメイン料理を複数の中から選べるプリフィックススタイル、土・日・祝日のランチコースはお魚かお肉を選べるコースで、どちらもディナーの美味しさそのままに味わえます!また、アラカルトメニュー『田舎風煮込みカントリーハンバーグステーキ』は、熟成牛肉の挽肉を100%使用しており、特製のデミグラスソースで半日間じっくり煮込まれているとのこと。ナイフを刺すと肉汁が溢れ出し、旨味が口の中いっぱいに広がります! -
車で10分
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13:30 ~
- 三井アウトレットパーク 多摩南大沢 -
みついあうとれっとぱーく たまみなみおおさわ南大沢のおしゃれな街並みと一体化した、様々なジャンルのショップが揃うアウトレットパーク。駐車場に車を停めて、ゆっくりショッピング♪
美味しいランチでお腹が満たされたら、次はアウトレットパークでのんびりショッピング♪
京王相模原線南大沢駅から東京都立大学へと続く南仏プロバンス風のおしゃれな街並みの中に建ち、ファッションやアクセサリー、生活雑貨、アウトドアグッズなど、さまざまなジャンルのショップが勢揃い!
駐車場も整備されているので、車で行けばたくさんお買い物をしても安心です。
さらに、期間限定で出店しているお店があったり、イベントが開催されているときもあったりと、何度でも行きたくなります。
【駐車場】有(税込合計2,000円以上のお買い上げで2時間まで、3,000円以上のお買い上げで3時間まで無料※三井アウトレットパーク駐車場を利用の場合は、駐車券を各ショップで要提示)
★中山 莉緒さんのおすすめポイント★
「家族とも友達同士でも楽しめるアウトレット!」
施設内は各ショップがコンパクトにまとまっているので、ゆっくり、じっくり見て回るもよし、サクッと見て回るもよし♪また、パーク内はリードを着用したワンちゃんと一緒に歩いて回ることもでき、さらにキャリーバッグに入れるか、抱きかかえるかすれば一緒に入店できるお店もあります。店舗ごとの詳細については、各店舗の入口に貼り出されているステッカーをご確認ください。なお、盲導犬、介助犬、聴導犬は全店入店可能です。
※次に紹介する牧野標本館は平日のみの一般公開のため、土・日・祝日の場合は一つ先のスポット「長池公園」へと向かいましょう! -
徒歩で15分
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15:00 ~
- 牧野標本館 -
まきのひょうほんかん平日のみ一般公開!東京都立大学のキャンパス内にある、日本の植物分類学の礎を築いた牧野富太郎博士に関する資料館。
車は駐車場に置いたまま、三井アウトレットパーク多摩南大沢を出て、そのまま橋を渡ると正面にあるのが東京都立大学。
そのキャンパス内にあるのが、平日のみ一般公開している牧野標本館です。
まずはキャンパスの入口にある構内図で牧野標本館の位置を確認してから、中へと進みましょう。
途中にある学生会館を越え、さらに進んで行くと右側に一般公開している本館が、左側に一般公開はしていない別館が見えてきます。
テレビドラマで取り上げられたことでも有名になり、ファンが多い故・牧野富太郎博士 (1862~1957年)。
博士の没後にご遺族から東京都に寄贈された牧野標本等をもとに、1958年に設立されたのが牧野標本館(本館)で、非常に貴重な標本等を見ることができます。
★中山 莉緒さんのおすすめポイント★
「週末のキャンパスは学生さんが活発にクラブ活動されていて、素敵な雰囲気でした!」
見学が終わったら駐車場に戻り、今回紹介する最後のスポット「長池公園」へと向かいましょう! -
車で10分
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16:00 ~
- 長池公園 -
ながいけこうえん長池見附橋は圧巻!芝生広場や人工池、溜池、雑木林、田んぼを有し、四季折々の自然を楽しめる地元のオアシス的公園♪
八王子市民の憩いの場となっている、多摩の自然保全を目的に2000年(平成12年)に開園された総合公園です。
たくさんあるこの公園の見どころのうち、今回は三つをご紹介!
まず一つ目は、この公園にシンボルとも言える、写真の長池見附橋。
1913年(大正2年)に建設された四谷見附橋が移築されたもので、鉄製アーチ橋としては現存する日本最古のものであり、かつ、国の登録有形文化財に指定されています。
二つ目は、園内に3つある池のうち一番大きな、莉緒さんと鈴菓さんが畔に座っている写真の築池。
日照り等に備え農地用の水を確保するために造られた灌漑(かんがい)用の池で、カワセミやアオサギ、シジュウカラ等の野鳥も観察できるスポットになっています。
そし三つ目は、長池公園自然館(ネイチャーセンター)。
長池公園の北エントランスにあり、入館は無料。
園内で見られる動物や昆虫の資料が閲覧できる展示室や、積み木や楽器で子どもが遊べるコーナー、自然素材を使用した工作ができるクラフトコーナー等があるのに加え、自然観察会等の有料イベントも開催されています(※詳細要事前問合せ)。
【駐車場】有(無料)※季節や駐車場毎に閉門時刻が異なるので要注意!詳細は関連サイトをご参照ください。
★中山 莉緒さんのおすすめポイント★
「テレビドラマのロケ地がこんな近くにあるなんてビックリです!写真映えも抜群なので、ぜひ記念に撮影してみてください」
★中山 鈴菓さんのおすすめポイント★
「下から見る長池見附橋がすごく大きかったです!築池に太陽の光が当たっていて、とてもきれいでした」
自然館駐車場に車を止めたら、まずはすぐ横にある長池公園自然館に立ち寄り、園内マップを入手しましょう。そして、おすすめの長池見附橋へ!写真を橋の上から撮っても下か撮っても映えしますし、橋自体が迫力満点♪橋の下の姿池からは町へと続くせせらぎが流れ、緑道も整備されているので、訪れた方々が思い思いの時間を楽しまれている風景にも、心が和みます。テレビドラマのロケでも度々使われているそうなので、見たことがある方もいらっしゃるのでは?今回紹介するコースはこれで終わりですが、紹介したどのスポットも、季節や時期を変えて訪れると、また違った魅力を発見できるところばかりです。また、今回は莉緒さんが仲良し従妹の鈴菓さんとドライブで周遊しましたが、小さなお子さまがいらっしゃるご家族や三世代、仲良しグループやカップル等、誰とでも楽しめるコース構成になっていると思いますので、何度でも訪れてみてください!
※この記事は2024年12月時点での情報です。休業日や営業時間など掲載情報は変更の可能性があります。日々状況が変化していますので、事前に施設へ最新の情報をお問合せください。